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福島双葉町:スーパーゼロミル特集

2023年4月にオープンしました、浅野撚糸株式会社新工場 福島双葉町にございますフタバスーパーゼロミルをご紹介します。2019年に初めて双葉の地に行かせて頂いたときは町のほとんどがバリケードで覆われていました。山のように積みあがった何箇所もある貯蔵庫(汚染された土を取り専用の袋に入れ、保管しておく場所)8年(当時)経ってもこの状態なのか、、、時が止まっているように思えました。僕らのような田舎の町工場に何ができるのか。そんな中で双葉の方々の温かさに触れました。必死に変わろうとしている姿を見ました。微々たるものでも何かできるのではと思えるようになりました。会社の年商以上の投資をし、双葉の方々と共に浅野撚糸も生まれ変わろう、大きくなろうと。震災から13年、まだこれからです。ここにはそのこれからが詰まっています。

代表取締役社長 浅野雅己のコメント

◎浅野撚糸2代目社長浅野雅己は福島大学の教育学部出身です。福島とのご縁は大事な青春時代にあります。何もわからないまま福島へ引っ越しましたが福島県民の方はとても優しくしていただきました。2011年3月11日東日本大震災が発生。震災当時はテレビをただただ眺めるだけで、何もできませんでした。何かしたいという思いはあったのですが、浅野撚糸の当時の経営状況が悪く、言葉は悪いですがそれどころではありませんでした。そうした自責の念は月日が経っても消えることはありませんでした。

経済産業省の「繊維の将来を考える会」に所属していた浅野に当時の課長から「福島復興と日本の繊維を助けてほしい」と声がかかったことが大きな契機となりました。その後浅野撚糸の役員で双葉町を含む被災12市町村を訪れました。12市町村全て周りましたが、双葉町の伊澤町長は自ら双葉町を案内してくださり、浅野に復興への熱い想いを話してくれました。そして最後に伊澤町長からこのように言われました。「双葉町は一番復興が遅れているから、多分浅野撚糸さんは双葉町を選ばないでしょう。それでも双葉郡内でいいから進出してほしい。それだけで我々にとって明るいニュースになるから。」目先の利益ではなく双葉町、双葉郡内の将来を見据えている双葉町の伊澤町長となら一緒にどこまでも行けると浅野は思いました。岐阜へ帰る車の中では満場一致で双葉へ進出しようと決まりました。3ヶ月後に立地協定を結び、2023年4月にフタバスーパーゼロミルがオープンしました。開所式当日には復興大臣・環境副大臣・伊澤町長をはじめとした約140名以上の方が来場しフタバスーパーゼロミルが稼働し始めました。

フタバスーパーゼロミルには撚糸工場・タオルショップ(アウトレット)・カフェが併設されています。また内周には見学通路が設けられており工場見学や浅野撚糸の創業から双葉進出までの経緯がわかる仕組みになっています。カフェでは福島の食の安全をPRしたいという思いから福島県産の食材を使用したメニューを販売しております。現在双葉事業所では23名の従業員は働いており、そのうちの7名が地元高校・大学を卒業したばかりの若者です。幼い頃から復興に携わりたいという思いが強く双葉町復興を合言葉に元気に働いております。ぜひ双葉に遊びにいらした際は綺麗な建物や商品はもちろんですが若手社員にもご注目ください!

双葉スーパーゼロミル 施設紹介

【ダキシメテフタバ】双葉スーパーゼロミル – 浅野撚糸株式会社 (asanen.co.jp)

数多くのメディアにご紹介頂きました

番組『ゴジてれChu!』内のトピックス「ふくしま未来ストーリー」

【福島テレビ/サタふく】

【福島テレビ/スマイルプラス】

●福島県主催 大学生向けスタディツアー

【NHK福島放送/はまなかあいづTODAY】

※浅野撚糸は0:47頃から

●超無撚糸 開発発表

【福島放送/シェア】

【朝日放送テレビ】

●newsおかえり

MEETS!ふくしま

大きな賞を頂くことができました!

環境省主催

第2回 環境省FUKUSHIMA NEXT
特別賞 受賞
https://kankyosaisei.env.go.jp/next/blog/20231116_01

福島民報社主催
第9回 ふくしま産業省
知事賞 受賞

復興庁
復興産業事例集
https://www.reconstruction.go.jp/jireishuu/2023jirei/24

経済産業省
METI ジャーナル
https://journal.meti.go.jp/p/30286

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